能楽ランド

・・・はじめての方もお気軽に。
・・・・・・・・・・・・・能楽はじめの第一歩!

【写真で楽しむエトセトラ】 子方(こかた)写真集
子方(こかた)は、小学生程度までしか出来ないので、見る事が出来る時期が限られています。
学校も、厳しいお稽古も、数多い舞台も、こなしています。頑張っている子方に拍手!
嵐山 花見の稚児たち

←「鞍馬天狗」この曲に出る子方のことを花見(はなみ)といいます。お花見に来た稚児の役で、舞台に出て、すわって、帰るだけなので、よちよち歩きの子でも出演できます。初舞台がこれという子方が多いのはそのためです。

 
「安宅」の子方は義経役です。歌舞伎の「勧進帳」の元になった能です。同山(山伏)が並んで壮観です。弁慶にバシッ杖で打たれてしまう義経くん→ 弁慶以下山伏と子方の義経 義経の姿の子方
橋弁慶

←「船弁慶」の子方も義経くんです。お供を連れてえらそうですね。船に乗ってる感じがよくわかります。狂言方の船を漕ぐ音の擬音が、面白いです。

 

→「草子洗小町」この子方はなんと天皇様なんですよ。出てきて座って帰る役です。

草子洗小町 草子洗小町
雲雀山の子方
←「雲雀山」の子方は中将姫。作り物(大道具)の小屋の中にいて、あわれっぽいです。  
百万
百万百万 母と子
←「百万」拾われた幼子が「あの狂った人って、お母さん?」めでたく会えて何よりです。
自然居士と子方
←親思いの少女を自然居士(じねんこじ)が救い出します。  
「邯鄲」(かんたん)の子方は舞童。夢の中での出演です。→ 邯鄲の子方  
  「隅田川」の子方梅若丸くんは、さらわれて、しかも亡くなっているのです。念仏の中に子供の声が入る部分は、胸キュンになりますよ。→ 隅田川 塚から出てきた子方
鶴亀 ツレか子方がつとめます
←「鶴亀」ひたすら、めでたい。筋らしい筋がない能です。鶴役と亀役は、ツレか子方がつとめます。  
 
←「歌占」よく当たる占いに父の生死を尋ねる子方幸菊丸